自分の子供の習い事は何が良いのか、何が正解なのか考えるとこれで100%正解というと事に辿り着いたのかという疑問は尽きないですよね。
自分のお子さんに、お勉強の習い事させたいと考えたことはありますか?
自宅で勉強できるもの、実際に教室に通うもの様々なジャンルがありますね。
自宅でできるタブレットで学ぶタイプは、ベネッセの進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチや
ジャストシステムのスマイルゼミなどがあります。
実際に教室に通うタイプは、公文式教室や、学研教室があります。
どのタイプが一番良いのか、子供に合った教材なのか?
気になることはたくさんあると思います。
今回は筆者と子供たちの、実体験のご紹介です!
筆者の子供たちが実際に経験した公文式教室、進研ゼミ小学講座、チャレンジタッチについて、メリット、デメリットなど分かったことをご紹介します。
公文式はこんなところ
みなさんは、公文式の教室をご存知ですか?
♪くもん、いくもん♪なんてCMしていますね。
筆者の長男は4歳になる少し前から公文式に通いはじめました。
教室によって開催曜日は違うのですが、筆者の子供が通っていた教室は
火曜日、金曜日の午後から週に2回、教室に通います。
公文式は年齢や、学年の学習にとらわれず、「今、現在の」わかっているところから始めます。
なので、初回は学力テストから始まります。そこから先生が進めていく教材を割ふりします。
公文式では、算数、国語、英語の3教科が学べます。
宿題も出ます。次回の教室日までの日数分が宿題として渡されるので
自宅でしっかりとこなしていかなければ、どんどんやるべきことが、溜まります。
なので、親としても、毎日学習に取り組む環境作りも習慣になります。
公文式を経験してよかったこと
一番良かったところは、
①学習する習慣が身につく!
週2回の教室の他に、次回までの「宿題」が渡されます。なので、気分も乗らない日もありますが
出来るだけ公文式の学習プリントに挑戦します。自然と学習するというスタイルが出来ていきます。
②反復練習が半端ない!
学習している単元の問題を反復練習します。なので練習問題がもの足りないということはありません。考えるというより、体で覚えて問題を解いているよういにさえ見えます。
宿題の量としての1日の標準として、教科ごとにA5サイズのプリント両面5枚です。
分かりやすく例えると、小学生の算数なら単元にもよりますが、プリント1枚20~24程度の問題×プリント5枚が1日分です。
これだけ反復練習するのは、公文式ならではだと思います。
「分かったつもり」といことがなくなります。だって体覚えているので
公文式の反復練習のたまものだと思います。
学習を進めて、公文式の進度一覧基準以上になると「進度一覧表基準認定証」が頂けます。
赤く塗りつぶしたところには、教室名、子供の名前、県名が入ります。
この認定証からわかることは全国の同じ学年の公文式の生徒さんの順位と、在住する県などの順位が分かります。
公文式の残念なところ
公文式は必要以上に教えてくれません。
なぜ、必要以上に教えないのかというと、これは公文式の特徴の「やればできる」という自己肯定感を高めることにつながります。
もちろん子供の時から、自己肯定をたかめる訓練はとても魅力的だと思います。
自分で、できた!と喜ぶ笑顔も100点です。
しかし、筆者の子供たちの場合ですが、保育園の時から小学校2年生くらいまでは、自分の力で解く、集中力がありましたが、だんだんと学年が上がってくると学校での疲れがぬけないまま放課後に教室へ通うというスタイルでした。
教室は生徒さんが多いとなかなか、集中できる環境になかったりと、学習への意欲も減っていくなか必要以上に教えてくれないという公文式のスタイルは合いませんでした。
やる気と集中力の問題でもありますね。学校帰りは疲れているので、集中力が最後までもたないようでした。
※あくまでも筆者と子供たちの感想です。ご参考までとしてください。
公文やめてチャレンジタッチを始めた
公文式をやめたといえ、せっかく身について学習習慣も無駄にするのもできないと思い
進研ゼミ 小学講座のチャレンジタッチを申し込みました。
チャレンジタッチは子供が大好きなタブレットで学習します。
チャレンジタッチのよいところ!
①解いた問題の解答がすぐわかる!
タブレットなので、タッチペンを使って操作します。
筆者の子供はタブレットが大好き、操作もお手のものでした。
解いた問題の答えがすぐわかるので、やる気があり
集中力があるうちに問題の解きなおしができるところは
チャレンジタッチの魅力だと思います。
例えば、漢字の書き順を間違えたらすぐやり直しです。間違えると進めないので、本気で取り組みます。
書き順の間違いを一画ごとに指摘されるのは、手書きのプリントでは感じることの出来ない
チャレンジタッチの感心するところです。
そして、子どもたちが好きそうな「楽しい音」がでるのも魅力の一つです。
②チャレンジタッチでの学習終了後、親のスマホに取り組み完了メールがくる!
仕事にいっている間に、今日もチャレンジタッチに取り組めたかしら?なんて心配もありますが、
チャレンジタッチを終了すると、親のスマホにこのようなメールが届きます。
自宅にいなくても、子供の頑張りが目に見えるということは、安心も得られます。
このメールにメッセージを送信することが出来ます。仕事などで離れていても、子供に
「頑張ったね!偉いね」という気持ちがタイムーに伝えられます。
チェレンジタッチの残念なところ
①月に数回のオンラインライブ授業が平日の夕方に開催!
※土日の時もあります。学年や時期によって相違あります。
筆者のうちは平日に参加できない!
もちろん平日に参加できれば良いのですが、普段筆者は働いているためタイムリーに参加できません。
今日は、チャレンジタッチのオンラインライブ授業だよと朝に声を掛けていても帰宅しておやつを食べたりリラックスすると忘れてしまうようです。
子どもだけでは、時間の管理が難しいです。
②オンラインライブ授業の録画は1週間ほど
時期によってオンラインライブ授業が多いときには、次回オンラインライブ授業がある前日までしか見られないなど、録画で見られる期間が短いのです。
筆者の休日に、チャレンジタッチの取り組むためのスケジュール管理が必要です。
オンラインライブ授業後の休日には、しっかりと録画授業を見るなど、取り組めるようになるのが、課題です。
また、オンラインライブ授業の日程を把握して、予定を考えるということが必要です。
気になるお値段!
ここまでくると、気になるのはお月謝やお値段ですねよね?
毎月のことなので、料金と内容は合っているか、できればお値段以上のサービスがあると嬉しいですね。
公文式のお月謝
公文式は中学生からお月謝の金額が変わりますので、こちらでは幼児・小学生のお月謝をお知らせします。
一教科:毎月7,150円(東京・神奈川以外の金額です。東京・神奈川は7,700円)
三教科だと毎月2,1450円です。(※東京・神奈川以外での計算です)
筆者の子供たちが通っていた教室ではこのほかに夏と冬の冷暖房費として年に2000円集金がありました。
もし公文式をご検討される場合、冷暖房費は希望の教室に確認してみてください。
チャレンジタッチの料金
チャレンジタッチの料金は学年が上がるごとに料金も上がってきます。
また支払い回数によっても金額が違ってきます。
ここでご紹介するのは、一番お得な支払いは12か月分の一括払いです。
小学3年生の場合でご紹介します。
12か月一括払いの場合は支払い金額、51,990円。月あたり3,740円。
毎月払いだと4,490円なので、一括払いはかなりお得です。
しかもタブレット1台で「国語・算数・理科・社会・英語」はもちろ
赤ペン先生の添削、オンラインライブの講師の授業(月に数回)、全国規模の診断テスト
電子書籍約1000冊などなど、サービス満載です。
このほか、オンラインスピーキング、プログラミング、作文講座など有料のオプションもあります。
公文式とチャレンジタッチどっちがおすすめ?
上記でも述べてきたように料金の違いがかなりありますね。
料金を気にするなら、チャレンジタッチがおすすめです!
公文式、1教科受講の場合
7,150円×12か月=85,800円
3教科の場合
21,450円×12か月=257,400円
チャレンジタッチの料金(小学校3年生の場合)
12か月一括払いは、51,990円です。
毎月払いだと
4,490円×12か月=53,880円
しかもこの料金には複数の科目です。
公文式の1教科は1年に85,800円
チャレンジタッチ12か月一括払いは53,880円
こちらの計算だと、31,920円の差額になります。
料金だけみるとお得なのは、断然チャレンジタッチですね!
学習のすすめかたにも違いがありました。
学年に沿った進め方より「今、現在の学力」から始めたいという方は、公文式がおすすめです。
公文式は、「今、現在」のわかっているところから始めるので、学年は関係ありません。
例えば小学校1年生で3年生の問題を進めるということも可能です。
公文式は、学習の反復練習の量がたくさんあるので、知らず知らずのうちに
学習する習慣が身に付きます。
公文式の「必要以上におしえない」それは、公文式の特徴でもある
自己肯定感を高めるということですが、残念ながら筆者の子供たちには
100%の力で継続はできませんでした。
学校の宿題もあり、公文式の宿題もあり、常に追われている様子もありました。
ちょっと追い込みさせ過ぎたかもしれません。
チャレンジタッチは学年に沿った学習の進め方になります。
学年にあった学習で十分というかたは、チャレンジタッチがおすすめです。
先取学習は通常プランでは難しいかもしれません。物足りない、得意なことを伸ばしたい場合には有料オプションも参考にると思います。
チャレンジタッチは学年に沿った内容なので、子供たちも取り組みやすいところがあるようです。
タブレット学習なので、たくさんの量ができても、タブレットの重さだけですむので、取り組みやすいです。
公文とチャレンジタッチ併用のメリット
公文式とチャレンジタッチの併用のメリットをはあるのか?
メリットはあります!
公文式の算数は計算問題がほとんどです。
文書問題や図形、コンパスの使い方などは教材にありません!
公文式の先生によっては相談すれば別途教材を初回してくれるところも
しかし公文式の算数には基本的には図形関係はありません。
コンパスの使い方、分度器の使い方、三角形の種類など図形はほとんどの小学生が躓きます。
そこでおすすめなのが、公文式とチャレンジとの併用です。
チャレンジタッチは教科書に沿っての内容なのでコンパスの使い方、分度器の使い方
もちろん図形に関しても学びます。
計算力も付けたい!教科書の内容もまんべんなく学ぶ必要がある場合は
公文式とチャレンジの併用をおすすめします!
算数以外にも3年生からは社会、理科と科目も追加されるのでチャレンジの魅力はあります。
まとめ
今回、ご紹介したのは筆者と子供たちの感想です。
どんな教材にでも相性がある!ということがわかりました。
公文式をやめた後悔も実はあります。
やはり練習量にかなうのは公文式が一番です。
公文式の英語もやめてしまったのですが、英語だけは続けたほうがよかったと思います。
チャレンジタッチの英語は公文式の英語を体験したあとだと少し物足りないです。
どこかの学習塾をやめる、なにか他のタイプでの学習に切り替える際は
お子さんの性格や親御さんの考えを紙にかきだしてから、考え検討すると良いかもしれません。
紙に書くと頭の中で考えているより、目に見えて解決することや、考えも深まります。
今回は真面目な学習に対するお話でした。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
皆さんもお子さんにとって「ちょうどよい学習スタイル」が見つかるとよいですね。
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