皆さんは、自分のお子さんのどんなところに目がいきますか?
お子さんの外見ですか?それとも個性や才能に目がいくタイプですか?
筆者はどちらかというと、子供たちの欠点や失敗に目がいくタイプです。
みなさんは、自分のお子さんに、「あーなんで、こんなことが出来ないんだろう?何度言えばわかるのだろう?」という気持ちになったことはありませんか?
そんな気持ちになるたびに、イライラしたり、筆者の育児が悪いのだろうか?
ダメ出しされた、子供たちの悲しい顔を見て、私はなんで子供たちに悲しい思いをさせているんだろう?と自分を責めて落ち込んだり、ため息が出ます。
そんな経験が多くなってきたころ、子供の不登校が起きました。
そこで今回まとめた内容はこちら
弱点を長所に変えた工夫とは
不登校の対応は言葉がけで乗り越えた!
子供が小学1年生の頃、不登校になる出来事がありました。朝になると身体の不調を訴えます。
筆者の内心は「また、この子の怠けがはじまった」と思いつつ一応、訴えに耳を傾けます。
熱もないから頑張ていっておいでと「頑張れ」とよく言葉をかけていました。
でも子供には限界がきてしまい学校に行けない日が多くなっていきました。
祖母も「頑張れ」と口ぐせのようにいう人で、
パパも学校に行かない子供をダメな子目線でみてしまうのでした。
子供の味方が誰もいないことに気付いた筆者は子供にかける言葉をかえてみました。
まず1つ目は、学校は頑張るところではなく、「楽しむところ」と子供にも感じて欲しいので
「頑張っていってらっしゃい!」ではなく「学校、楽しんできてね!」と言葉を変えてみました。
学校から帰ると「楽しかった」ことを教えてくれるようになりました。
そして2つ目は、やはり本人も本当は頑張って学校に行っているので、
苦しいことも理解して「楽しめなかったら、おうちに帰って来ても良いよ」と心の逃げ場を作ってあげました。
これも結果的にはよかったのか、そんな言葉かけして、学校に送り出した日でも早退してくることはありませんでした。
でも時には泣いてお話することもやはりあるのでした。
言葉がけを意識しているうちに、これだけは絶対に伝えたい思いがありました。
大人になっても大切な事
●くじけても良い・泣いてもよい
●何か出来ないことは、今日より明日できればよい
●一番大切なことは自分に負けないでほしい
言葉がけを意識していくうちに不登校は気づけば乗り越えていたのです。
不登校の背景やご家庭の考え方は様々あると思います。ここでお伝えしたいことは
●学校に行けない、頑張れないことは悪いことでないと考えを改めてみた。
●子供の張り詰めた気持ちに「逃げ場」を作った。
ほとんどの方が、学校に行くのが当たり前のことと考えているのではないでしょうか?
学校に「行かない」のではなく、「行けない」気持ちを理解するのは難しいことです。
「共感」することから、子供の抱えていたものが沢山みえる出来事でした。
弱点を長所に変える工夫をご紹介
保育園などの登園準備は働いているママさんにとっては朝の戦いの時間ですよね。
朝は時間がないので、ゆっくり準備されると、
「なんで早くできないの?」と準備を早くできないということが、弱点に思ってしまいます。
そして、「早くして!」と言いがちです。
大人もしなくてはいけない動作自体を早くするというのは難しことです。
それに成長とともに、自分のことは自分でしたいという気持ちも強くなります。
なかなかうまくいかないことも多いのです。そこに「早くして!」言葉かけしても、焦ってうまくいきません。
言葉を言い換えてみました。「早くして」ではなく、「急ごう」です。
「早くして」より「急ごう」のほうが一生懸命やろうと、準備にも力が入るようでした。
今まではのんびり準備しているように見えたけど、子供に対する視点と、言葉かけを変えるだけで、朝の準備も一所懸命に取り組む子供の様子は長所にもなりました。
毎日同じ言葉かけで、マンネリしてしまうと効果が感じられない。
その時は、「ママと準備を競争しよう!」と少し言葉を変えてみます。
子供は「ママと競争」という言葉が好きなようで、筆者が追い付かないくらい子供たちは準備を早くしてくれます。
こここでお伝えしたいことは
●子供の立場でやる気のでる言葉がけをしてみた。
●成長を長所としてみれるようになった。
朝の貴重な時間も、一呼吸おいて、ゆとりのある心で子供に接したら、筆者も子供たちも清々しい気持ちで一日を始められました。
子供の弱点と思うところは、実は長所の入り口かもしれませんね。
まとめ
子供に対する視点と言葉かけを変えてみたら、弱点も長所になりました。親の気持ちもリラックスする余裕が生まれます。
親の気持ちに余裕があると、子供たちにも親の優しい気持ちが伝わりやすのです。
そして、子供に共感することで、子供たち自身も今までとは、違った視点で物事を見れるようになると思います。
知らず知らずでていた、ため息も視点を変えると、気持ちを切り替える深呼吸にかえることもできます。
子供にとって共感こそが一番の指導法だと思います。
最初から、子供たちの行動について怒ってしまうことが多い方は、
是非共感するところから始めてみてくださいね。
お子さんによって好きな言葉、やる気のでる言葉は色々あると思います。
みなさんもお子さんのやる気スイッチをいれらる上手な言葉かけを見つけて、ちょうどよい育児を楽しんでくださいね。
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